イルゥル=アリソン基本設定。
苗字は女性名っぽいのがいいなーと思って。
まずは私見世界設定から話した方がやりやすいかな。
グランミリオンは妖精やら精霊やら森人やらのNOT人族の納める土地で、住んでいる人は数代前にザンクとリアから流れてきた人ばかり。それも、アルトとの戦いを放棄しちゃった逃亡兵やら商人やら、いまいちよろしくない人たちばかり。
その中で妖精やら精霊はまあ面白いから受け入れてやろうかと人間が森に住むことを認めてはいるけれど、内心では区別していて受け入れていない。 まあしばらくたって建築技術やら何やらが流れてきたから街も大きくなってよかったね?=ローサンジュ というイメージ。
なので、人間とそのたはさっぱり仲がよくなく、廃絶されているのが前提条件。(まあそんなドス黒い設定で話を進める人が他にいなかったわけで皆ほのぼのしてたよNE!)
で。イルの村も、ザンクとリアを逃げ出してきた逃亡者の村だったわけです。それが人目をはばかって森の傍で暮らしていた。数十年経ってその地で生まれたものも増えて、罪のない、しかし前例のない子供たちが増える。それが少年になり青年になり。その時間間隔の違いは妖精やら精霊やらをドッキリさせたんじゃないかと思う。(個人的に精霊は長生きで妖精は短命かと思う。資料はピーターパンでよろしく)で、好奇心旺盛な精霊たちが人間をからかう=脅かすこともあったでしょう。森を切り開く人間を憎むものもあったでしょう。
ついでに、人が新天地にうつったんだから、未知の病気に倒れるものも多かったでしょう。
その二つに因果関係があるのではないと穿った見方をする人も多かったでしょう。
ですので、精霊と人間のハーフなんてのは憎まれて何ぼだったと思うのですよね。摩擦によるストレスを押し付ける対象ですよいわゆる。
なので、半端ものは森にも村にも住むことが出来ず、境界で森番ぐらいしかすることが出来ない。黒でも白でもない灰色の存在として両者の緩衝材となり、通訳したり揉め事の調停を請け負ったりすることでようやく生きて行くことができてきた。それ以外の存在理由は否定されて、森番という血脈の仕事をこなすことでのみアイデンティティを得て、生きて行くことを許される。 イルはそういう常識の元で暮らしてきたわけです。(なのでオープニングで彼の家は村にはない)
そんな中(まあ、そんな因習もほとんど薄れて、義務感で仕事やってたんでしょうが)、森番をお役ごめんになり、広い世界に放り出される。自分の義務も過去も全部なくして、彼は新しく自分を必要としてくれる場所を強く求めて放浪するわけですね。 ひどい話だ。
元ネタ:
キャラクター自身の元ネタは「魔弾の射手」の主人公です。ええ、無理にマスケット持たせたのはそのせいです。領主に仕えて彼の森を番し、人間の管理する狩場としての森とその生き物を管理する一方で、誰の足も踏みいらない闇の森に引きずり込まれて行くんですね! 森には魔物が住むんです。そしてその境界はどんどん革って行くけれど、森が恐ろしいところであるということは根本的に変わらない。主人公は悪魔と契約を交わしたりしていろいろひどい目に合いますが、まあ悪いのは彼を憎んでいた友人なのでお上に慈悲を頂き、森を三年ほど放り出される。好みの女のこのタイプは白い鳩のような子。 うん。まったく個人的解釈ですが、「森の恐ろしさと境界」「魔弾」というところしか引っ張って来れてません。消化不良!
でもまあ、グランキングがもさもさ作ってた魔法の森を開拓して整備された人間の森にしようとしていたのは、彼が「こちら側」の存在だからです。 開いてお日様の光を入れて管理する。精霊よりは人間よりなんですね。なので寿命も力も人間並みのつもりで描いてました。寿命に関しては幸せになりたいだけ伸ばせばいいさと今では考えています。
裏設定:
新天地に現れた人類が次の世代を作って十数年。子供は見事な若者に成長し、村の少女に恋をしました。しかし彼の婚約者になった少女は、森の魔力に斃れます。それが流行り病だったのか妖精の仕業かはたまた別の要因だったのかは明らかにはなりませんでしたが、若者は彼女の葬儀が終わったあと、けろりとした笑顔でいいました。
「ちょっと彼女を迎えに行くよ」
婚礼のために作った指輪だけを持って彼は森(=つまり異界、黄泉の国、ETC)のおくへ消え、そして二度とかえっては来ませんでした。
その代わり、数年経った後、村に一人の子供が現れました。透き通るような髪と人の瞳を持ったそれは森の言葉を解す魔性の子で、そして女ものの指輪をひとつ、大事そうに持っていたといいます←ご先祖様
というわけでやつの名前はイルゥル(=闇)なわけです。おじいちゃんの名前あたりからもらってるんじゃなかろうか。アリソンは多分死んじゃった子の名前とかそんな。
その後は普通に半端ものとして森と村の境界で腫れ物の用に扱われながら暮らし、たまに村からお嫁さんをもらったりして細々と子孫をつないでー・・・あれ?そうすると寿命・・・まあいいや。息子とかでいいよ(適当
ついったーでヤンデレヤンデレ行ってたのはこの辺が理由。死んじゃった彼女を探しに森だの薔薇だのに話しかけながらドツボにはまっていく話あったよな・・・ええと・・・雪の女王(男女逆だ)? そうだ最後まで読まなきゃ
世界中の迷宮の採集用レンジャーにまったく同じ名前をつけています。ていうかその辺の妄想設定から全部引っ張ってきている。死んだ彼女を探して延々と地下に降りて行く青年。モリビトの退場とともに彼にもご退場願う感じになったので、きっと彼はモリビトと一緒に消えたのだと思います。あくまで笑顔で。地の底に現れた、人間ではない何かもっと大きな存在に彼女の影を感じたのだそう<このあたりが病んでいます おいしいです
で、その子孫なのでまあ思考回路は似たようなもんでしょう。 つまり、忠誠を誓った相手やら好きなものやら守るべき相手のためなら、笑顔で何でもやってのけちゃう精神構造の持ち主だってことです(結論)
そして途中までの彼の崇拝対象は森でありグリンキングであり灯台であり、 途中からは可愛い一人の女の子なのでしょう。
(なので従者化フラグが立ったとき、すんなり「ああ、これで彼女が死んだらこいつもそのまま死ぬだろうなあ」とおもってしまいました密かに。シンクロしすぎてびっくりしたけどそんなつもりは先方にはないだろう)
せいかく:マイペース からどっちかっていうときまじめに変化したのかな? なんにしてもむやみやたらと礼儀ただしくしようという意思が感じられた。商人向きだなとおもったというかとちゅうから完全にアイテム士か錬金術しだと思ってた 私が。 アトリエシリーズとか大好きでごめん。
だって魔弾がやたら好評だったんだもん・・・そりゃ調子にも乗るよ・・
いろいろとあこがれてギルド入りしてわいわいきゃっきゃしているけれど、家族とか家とかにあんまり思い入れがないのでなんだろうこれと思っている印象。私のキャラにしては帰巣本能が薄いなあと思っていたのだが裏設定をまとめていたらなんとなく腑に落ちた。こいつ今まで人の集まりにあんまりいい思い出ないんじゃないの・・・?よくひねくれずに育ったな と思うけれどつまりそのねじれた部分が森やら仕事やらに対する固執みたいなものになっていたのか でもプロローグで一応自警団に誘われてたよな 断ってたけど。 まあ、実際もうそんなに人間やら精霊さんにやら偏見もってたらやってらんない世界観だったので 穿った考え方をするだけ無駄というものでしょう(はい上の3000字全部無駄になったよ!)
なので、べつに全部終わってもお家に帰らないかもしれない。
もう森だけしかない人生を送っているこではなく、もっと広い世界を知ったので。
あと、何よりだいじなものができたのでー・・・・・・
あ、イメージ的に 守りたい気持ち>恋愛感情≒忠誠心>所有欲 だといいな。忠誠心はもうちょっと多くてもいい(れんあいかんじょうはー!?)
で、心の中で優先順位をきぱっと決めて動ける人だと思うので、「こっちを守るためには灯台のことはまあくよくよしている場合じゃないよな」と切り替えをきちんとできているので、灯台が崩壊してもそんなに落ち込まなかったのですよね。前に書いた没展開ではめっちゃ落ち込んでましたが、そうならなかったのが、没になった理由が、上記の優先順位の入れ替えです。
武器:ライフルなんて描いてすみませんでしたあああ あまり戦闘しなかったですけど 書きづらかったですよねわかります。元ネタなんて放って置いて最初から斧にすればよかったマジで
いえ、斧になったのは2章のグリンキングが主な理由なので・・・まあ仕方ないか・・・
魔弾をおもっきし生かしたかったのですがそんなことより大事なことが大変いろいろありました。
3の時もさっぱり個人ストーリーを動かせなかったので、4は個人的な物語はなしで行こうと考えていましたので(その代わり過去と裏設定はこれでも勝手ほど盛りました)武器なんて何でもよかったんだよね・・・わかります・・・・・・
星の灯台組に前線張れるような武器持ちがまったくいないということに気づいた時 ちょっと青くなりました。 アイテム士ばっかだよ!!(笑
大体語りたいことはこんな感じです。気持ち悪くてごめん・・・・・・!!
でも結果として、漫画といらすとを見て感じることがすべてだと思うのでこの辺のことは全部考慮に入れる必要などないのです。私も。
ていうか他の方が描いてくださったイルを見て結構性格変わったと思います。交流の醍醐味。本当にありがとうございました。